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落語

落語は面白い!?古典落語と新作落語は何が違う

落語、笑点ぐらいでしか知らない。

でも、長年人気で続いていますね、なにが惹かれるのか気になる。

古典落語、上方落語。。それが何なのかわからないですよね?

気になっていたので纒めて見ました!

落語の魅力

落語はたった一人の演者(落語家のこと)がおしゃべりや仕草で演じて、誰が聴いてもわかりやすく面白い芸能です。

 

座布団の上に座った落語家が、主に体の向きや顔の向きをを変えてしゃべるだけで何人もの人間を演じ分けたり、扇子や手ぬぐいといった小道具だけで色々なものに見せるというシンプルな芸です。

落語を面白く楽しむための予備知識

落語は江戸時代に成立した伝統的なお話の芸です。

もともとは江戸時代の初めに京都のお坊さんが始めたもので、最後に「落ち」のついた滑稽(コッケイ)な噺(ハナシ)で説法をしていたようです。

 

それから50年位したころから、同じ京都で露の五郎兵衛という人が四条河原や大道で同じような滑稽噺を始め、これを「辻噺」といい、話をする人を「噺家」というようになったようです。

 

大阪では米沢彦八という人が生國魂神社(通商生玉神社)の境内で小屋掛けで「辻噺」を始めました。

上方落語協会では平成2年に彦八の名の記念碑を生國魂神社の境内に立て、翌年からは落語の文化祭ともいうべき「彦八祭」を開催しています。

 

江戸落語は上方から少し遅れて、大坂出身の鹿野武左衛門が芝居小屋や風呂屋に呼ばれたりあるいは酒宴などで演じた「座敷噺」がきっかけです。

 

落語はもともとは滑稽噺が中心で、話の中にはお決まりのストーリーがあり、最後は滑稽な「落ち」で締める基本的に「滑稽で笑えるお話し」となっています。

この滑稽噺以外にも、特に「江戸落語」では聞く人を感動させたり、「ホロッ」とさせる「人情噺」や、円朝がとくに有名な「怪談噺」もあります。

 

このようにいろいろな噺がありますが、同じ題名の噺でも、演じる人によって話の展開や違うこともありますのでこのことも覚えておく必要があります。

 

面白いのは落語家の服装や小道具です。

「新作落語」や「創作落語」といった新しい時代の話をするときでも洋服ではなく着物・扇子といった伝統な姿で演じられることが多い。

落語発祥の江戸時代の雰囲気を残して演じているのでしょう。

 

同じ題名の落語でも、演じる人によって話の展開や違うこともありますのでこのこのへんが人によって面白さが変わります。

 

古典落語とは

「古典落語」は江戸中期から明治にかけて作られた演目のことを言います。

「上方落語」にしても「江戸落語」にしてももともとは人の面白さを題材にした「滑稽噺」が中心です。

特に「江戸落語」では親子や夫婦の感情を描いた「人情噺」や「怪談噺」がこの古典落語を構成しています。

 

新作落語と創作落語とは

人によってはこの2つに違いがあるという人もいますが、基本的には同じものだと考えられています。

関西で作られたものを「創作落語」だという説もあります。

 

「新作落語」は「大正時代以降に作られた演目のこと」をいいます。

その内容は、ときどきの事件や社会情勢を扱った肩の凝らない「新作落語」の名にふさわしい新しい噺が多くあります。

江戸時代をテーマにした「古典落語」のような噺もあります。

その話の作られた時代によって「古典落語」と「新作落語」に区分されます。

 

作者を比べてみると「古典落語」は特に明治以前のものは作者がわからないことが多いです。

一方、「新作落語」の場合は落語家が作る場合が多いようで、宇野信夫のような劇作家、歌舞伎作者の作った落語もあります。

 

落語の特徴に江戸落語と上方落語がある。

予備知識のところでも説明をしましたが、落語の発祥は「上方」の京都や大阪で、その後江戸に伝わったようです。

詳しくはこの後で説明しますが、上方の話を江戸風にアレンジした話も結構たくさんあります。

 

江戸落語とは

江戸時代にはじまる古典落語のうち、幕府の御膝元であり、侍が大半を占めた江戸を中心に演じられる落語です。

「滑稽噺」の他、「江戸落語」特有の「人情噺」が中心です。

もともと座敷芸からスタートしたこともあって、演者は鳴物(太鼓や三味線)を使わず小道具も扇子や手ぬぐいだけを使って素噺(おしゃべりだけ)で高座(舞台)を務めます。

 

上方落語とは

京都が発祥の地で、「京都落語」「大阪落語」と言われた時代もありましたが、京都が衰退したこともあって「大阪落語」を中心にして「上方落語」と言われます。

大道芸からスタートしたこともあって、三味線・太鼓等の鳴物の他見台や拍子木等を使ったにぎやかな噺が多いようです。

 

落語の噺はマクラ、本題、落ちでできている

落語は大きく3つの構成で出来ています。

どんな芝居にも構成があって落語もそうです。

マクラ、本題、落ちと単語を分かってると落語家のインタビュー等で何について話してるか想像できて面白い。

 

落語の噺で「マクラ」とは

客を噺に引き込む手法として、話の本題に入る前にする世間話とか、時事問題にからめて本題に繋ぐもっていき方とかがあります。

中には噺の途中の難しい部分とか、「落ち(サゲという場合もある)」をさりげなく初めに説明する場合もあります。

 

落語の本題とは

一般的に会話で成り立つ物語の主要な部分です。

噺に出てくるある情景を説明する際、登場する人物のセリフを通して描写する演出していきます。

このため、一人芝居に近い演芸といわれることもあります。

 

落語の落ちとは

もともと落語とは「落ち」のある噺ですが、噺の最後を締めくくる言葉です。

「これでこの噺はおしまいです」という代りの常套句で「考え落ち」や「地口落ち」の他にもたくさんの方法があります。

 

まとめ

・「古典落語」にも「江戸落語」「上方落語」がありこのほかにも「新作落語」といったスタイルの落語があります。

・一般的には「古典落語」の方が「新作落語」より芸として上だとか、「江戸落語」の方が洗練されていると知ったかぶりの人が多いように思います。

 

聞く方が自分の好みでどれを聞きたいか決めればいいのです。

TV放送やDVD、CD等で聞くこともいいのですが、寄席やホールで実物に出会って「落語」の本当の楽しさを得てほしい。