「千早」と「崇徳院」
百人一首を取り込んだ落語で有名なものに「千早(ちはや)」と「崇徳院(すとくいん)」があります。
まず「千早」から説明します。
この歌は百人一首で有名ですが古今和歌集にも入っている在原業平の歌です。
「ちはやぶる 神世(かみよ)もきかず 竜田川 唐紅(からくれない)に 水くくるとは」がその歌です。
「千早」と「崇徳院」
百人一首を取り込んだ落語で有名なものに「千早(ちはや)」と「崇徳院(すとくいん)」があります。
まず「千早」から説明します。
この歌は百人一首で有名ですが古今和歌集にも入っている在原業平の歌です。
「ちはやぶる 神世(かみよ)もきかず 竜田川 唐紅(からくれない)に 水くくるとは」がその歌です。
船場言葉と上方噺
・関西の言葉の分類
・関西弁と大阪弁
大阪弁イコール関西弁と思っている人も多いようですが、大阪、京都、兵庫、奈良、滋賀、和歌山の各府県でそれぞれ少しずつイントネーションや言い回しも異なっています。
岡山や広島のような中国地方は明らかに関西とアクセントやいんとーネーションにかなりアクセントが違います。
一方四国の香川、徳島、高知、愛媛県西部は関西に近いイントーネーションなのはおもしろいですね。
花札と落語
落語の中にも花札はよく出てきます。
演目の中でも花札の役である「五光」という演目もあります。
メインの噺は、「三十石夢の通路」単に「三十石」ともいわれる噺です。
お伊勢参りの後に三十石船で淀川を下っていく船の中の噺が本題です。
でも面白いのは噺のマクラの部分で京の町や伏見の名所を説明しているところです。
有名な三条や四条の大橋の面白い話はもちろん、街中の有名な場所の他伏見の紹介も盛りだくさんです。
世界遺産東大寺の大仏さんや奈良公園の鹿そのほかの名所などがよくわかる上方噺「鹿政談」の紹介です。
三代目桂米朝と六代目三遊亭圓生という東西の名人落語家が、詳しく奈良のことを説明してくれます。
この噺の本題は「お裁きもの」で奈良奉行の名裁き(めいさばき)の噺なのですが、「鹿政談」の噺は本題に入る前のマクラの部分が噺の半分くらいを占めています。
このマクラの部分にふんだんに小噺が取り入れられて面白い上に、奈良のことが本当によくわかります。
古典落語は、現在とは異なる時代背景や風俗習慣の違いがありますので敬遠されがちです。
もちろん古典落語の中でも京や奈良の出てくる旅の噺などは、今もその場所が残っているところが多くわかりやすい噺です。
また相撲の噺であれば今も大相撲がありますからある程度情景も推定できることが多いので大丈夫です。
本格落語は私の造語で本格的な古典落語のことです。
本格落語を鑑賞できる機会は少ないのです。
でも古典落語を通じて歴史のことを知ることができます。
また名所や登場人物のことをわかれば楽しいですよね。
しかし、本格落語は難しいと思う方が多いですね。
そこで私の経験を通じて楽しむ方法をお教えします。
昨年2018年に松鶴の33回忌が催されたました。
古すぎて誰のことか判らない!?
この人の一番弟子は、最近休みがちですがNHK「お笑い笑百科」の司会の笑福亭仁鶴です。
弟子の中でも今有名なのはNHK「鶴瓶の家族に乾杯」でも活躍している笑福亭鶴瓶です。
東京に軸足を移して活躍している笑福亭鶴光も弟子ですよ。
あの明石家さんまは松鶴の弟子ではありませんが、もともと笑福亭一門の落語家で最初の頃は笑福亭さんまと名乗っていました。
六代目松鶴の同門の落語家(六代目の実父である五代目松鶴の弟子)で、先日93歳でなくなった二代目笑福亭松之助がさんまの師匠です。
さんまは師匠松之助のアドバイスもあり落語をはなれてお笑いタレントになりました。
笑福亭一門の総帥である六代目松鶴から師匠の松之助に、落語をやらないものに笑福亭を名乗らせることについて難色を示されました。
師匠の松之助は自分の本名の明石にちなんで明石家の屋号を付けたものです。
若い方で圓生のことをご存知の方は少ないと思いますので、簡単に紹介します。
六代目三遊亭圓生は1979年に79歳で亡くなっていますので、没後もうすぐ40年になります。
今笑点で活躍している六代目圓楽はこの圓生の孫弟子に当たります。
もう少し詳しく言うと、2009年に亡くなった五代目圓楽(笑点の先々代司会者)が六代目圓楽の師匠ですが、この五代目が六代目圓生の直弟子だったのです。
西行法師とは
西行は、12世紀に平安時代後期から鎌倉時代初期に生きた武士であり、後に出家して歌人となった人である。
武士のころは佐藤左兵衛尉義清(憲清という人もある)と名乗り、鳥羽院の北面の武士(御所の警備)でありました。
諸説ありますが、23歳の時に失恋により出家をし円位と名乗り後に西行となりこの名前が有名です。
西行の歌では百人一首に入っている「嘆けとて 月やはものを 思わする かこち顔なる わが涙かな」が有名です。
しかし、もっとも有名な歌は「願わくば 花の下にて 春死なん この如月(きさらぎ)の 望月の頃」でしょう。